運営方針
私たちがTech Saitamaを始めたのは、埼玉に勉強会がほとんどなかったからです。 各地で地域の勉強会が盛り上がる一方で、北関東は空白地帯になっていました。 埼玉にも特定の技術を扱う勉強会はありますが、ジャンルを問わず誰でも話せる勉強会はありませんでした。 東京の勉強会にも足を運べますが、埼玉へ帰る終電は早く、遅くまで残るのは大変です。
ここでは、私たちがイベントを企画し運営するときに大切にしていることを書きます。
盆栽.devという名前
Tech Saitamaは、盆栽.devが主催するコミュニティです。 旧大宮市は盆栽の町です。 1925年には、関東大震災で被災した盆栽業者が移り住み、大宮盆栽村が生まれました。 盆栽.devの名前は、ここから取っています。
盆栽は、一度形を決めて終わりではありません。 日々手を入れ、水をやり、枝を整えながら育てていくものです。 Tech Saitamaも最初から完成された場ではなく、参加する人たちと一緒に少しずつ形づくっていくものだと考えています。
大宮で、仕事帰りに寄れる場にする
イベントは3月、6月、9月、12月の第一金曜日の夜に、大宮で定期的に開いています。 埼玉で暮らし、働くエンジニアが、仕事帰りに立ち寄れるようにするためです。
大宮駅には多くの在来線と新幹線が乗り入れていて、県内はもちろん、東京や神奈川、千葉、北関東からも電車一本で来られます。 いろいろな場所から集まりやすいことも、大宮を選んだ理由です。
身内の集まりにならないようにする
はじめて参加する勉強会には、何かと不安が付きものです。 そのうえ勉強会は、回数を重ねるごとに常連だけの身内の集まりになりがちです。 そうなると、はじめての人はますます入りにくくなります。
Tech Saitamaでは、はじめての人も輪に入りやすいように、毎回全員に自己紹介をしてもらっています。 全員がお互いの名前と関心を知った状態で始まるので、常連とはじめての人の差が生まれにくくなります。
また、Discordなどのクローズドなコミュニケーションツールは使っていません。 参加者同士のやりとりが閉じた場所に偏ると、そこにいない人との間に壁ができてしまうからです。 イベントの感想や参加者同士のやりとりには、誰でも見られるXのハッシュタグ#TechSaitamaをぜひ使ってください。
発表のハードルを下げる
はじめての発表も歓迎します。 発表のテーマは技術に限りません。 技術の話がなくても話せるほうが、登壇してみようと思える人が増えるからです。 それに、エンジニアの関心は広く、趣味や地域の話がほかの誰かの実践知になることもあります。
発表のあとには、聞いた人全員から発表者へポジティブなフィードバックを送ってもらっています。 どの発表にも必ず反応が返ってくるので、発表者の自信につながります。
準備がいらない形式や、笑いながら参加できる企画も試しています。 たとえば即興でスライドを発表する企画は、うまく話せなくて当然の形式です。 失敗を気にせず人前で話す経験が、話す側に回るきっかけになると考えています。
大きくしない
私たちは、参加者数を増やすこと自体を目標にしていません。 人数が増えると、大勢の前で話すことになって発表のハードルが上がります。 規模が大きくなれば運営の負担も増え、続けていくことが難しくなります。 発表しやすい雰囲気を保ち、運営が無理なく続けられる規模で開催します。
安心して参加できる場を守る
営業、勧誘、企業の宣伝や採用活動、宗教活動、政治活動やハラスメントのない場を保ちます。 参加者同士が互いに敬意を持てるよう、行動規範を定めています。
一緒に育てていく
発表する人、聞く人、質問する人、運営する人、はじめて参加する人、久しぶりに戻ってくる人。 どの関わり方も、コミュニティの枝葉を広げ、根を深くしていきます。
参加した人が地元に顔見知りを見つけ、また来たいと思ってくれること。 私たちは、そんな場であり続けたいと考えています。
参加するには
イベントの告知や申し込みは、主催する盆栽.devのconnpassグループページで行っています。 メンバーになると、新しいイベントの通知が届きます。